
いますぐにでも靴を脱ぎ捨てて飛び込んでいきたくなるような、まばゆいばかりの輝きを放つオアフ島のビーチ。
多くのハワイ・マニアたちは、こんなビーチを訪れる快感に取りつかれているのかもしれない。
そして写真家・高山求氏は、海のさまざまな表情を撮りつくす快感を知り尽くしているのかもしれない。
オアフ島ノースショアにあるこのビーチで、高山氏がシャッターを切った午前9時。
打ち寄せる波は穏やかで、人影もまばら。しかし、だからといって誰もが美風景を写せるわけではない。
「太陽、雲、風、波のコンディション……すべてが整う一瞬を待って、待って、ようやく1枚シャッターを切る」
――こう語る高山氏の眼(まなこ)は、すでに次の撮影シーンを思い描いているようだった。
「ビーチを正面から捉えているうちに、別の角度が気になった」のだという。ふと目線を横にずらすと、今度は美しい海岸線が現れた。 |
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ここは美しい白波が有名なビーチで、岩場も多く、透明度が高い。 ジャブジャブと水の中へ進んでいった高山氏は、いまにもカメが顔を出しそうな美しい水面を写し出した。 心のゆとりが生む、夏のきらめき。喧騒を忘れて、こんなふうに、いろいろな表情を探す旅……「暮らすように過ごすからこそ見つけられる風景」を、楽しみたいものである。 |
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写真家・高山求(たかやまもとむ) スピリチュアルなハワイを撮影することで、現地でも評価が高い。「ハワイを撮影していると、信じられないほどの奥深い美しさや、目頭が熱くなるほどに崇高な景色に出逢うことがある。どんなときにもストロボなど使わずに、自然光の下のあるがままの姿を、ピュアな心でシャッターを切る。何故なら、それを目にしたときの感動や喜びを、できるだけ“そのまま”伝えたいと望んでいるから」 |




