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彩りの楽園 〜ハワイ〜 Photo by MOTOMU TAKAYAMA vol.3

 「こんなに美しいハワイは見たことがない」……写真家・高山求さんの作品を見たローカルたちが、こう話していたという。駆け足ではなかなかお目にかかれない、ハワイの真の美しさ。奇跡の一枚を通して、我々も彩りの楽園を体感したい。

いますぐにでも靴を脱ぎ捨てて飛び込んでいきたくなるような、まばゆいばかりの輝きを放つオアフ島のビーチ。
多くのハワイ・マニアたちは、こんなビーチを訪れる快感に取りつかれているのかもしれない。
そして写真家・高山求氏は、海のさまざまな表情を撮りつくす快感を知り尽くしているのかもしれない。
オアフ島ノースショアにあるこのビーチで、高山氏がシャッターを切った午前9時。
打ち寄せる波は穏やかで、人影もまばら。しかし、だからといって誰もが美風景を写せるわけではない。
「太陽、雲、風、波のコンディション……すべてが整う一瞬を待って、待って、ようやく1枚シャッターを切る」
――こう語る高山氏の眼(まなこ)は、すでに次の撮影シーンを思い描いているようだった。

「ビーチを正面から捉えているうちに、別の角度が気になった」のだという。ふと目線を横にずらすと、今度は美しい海岸線が現れた。
この波紋をどこか懐かしく感じたりはしないだろうか? ハワイで海を見つめると、こんなシーンに出逢うことも少なくない。
しかし、この波紋は一瞬で消えてしまい、同じ波は2度とない。
自然が織りなす輝きは、あっという間に形を変えてしまう。
そのもっとも美しいシーンを、頭のなかで描きながら偶然の産物が生まれた瞬間をカメラに収めるのが、高山氏なのである。

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ここは美しい白波が有名なビーチで、岩場も多く、透明度が高い。

ジャブジャブと水の中へ進んでいった高山氏は、いまにもカメが顔を出しそうな美しい水面を写し出した。
この3枚の写真が同じビーチで、ほとんど場所も変わらずに撮影されたと、誰が思うだろうか。

心のゆとりが生む、夏のきらめき。喧騒を忘れて、こんなふうに、いろいろな表情を探す旅……「暮らすように過ごすからこそ見つけられる風景」を、楽しみたいものである。

写真家・高山求(たかやまもとむ)

スピリチュアルなハワイを撮影することで、現地でも評価が高い。「ハワイを撮影していると、信じられないほどの奥深い美しさや、目頭が熱くなるほどに崇高な景色に出逢うことがある。どんなときにもストロボなど使わずに、自然光の下のあるがままの姿を、ピュアな心でシャッターを切る。何故なら、それを目にしたときの感動や喜びを、できるだけ“そのまま”伝えたいと望んでいるから」

⇒高山氏HP「LINO MAKANI〜輝く風〜」はこちら

⇒タイムシェア─楽園(ハワイ)に通うという選択

取材協力・写真提供/高山求氏JALUX 構成・文/jらいふでざいん編集部

※このページに掲載している情報は、2008年6月27日現在のものです。

●バックナンバー

⇒vol.3 ハワイの植物

⇒vol.2 マウイ島・キヘイ他

⇒vol.1 オアフ島・ノースショア

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